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ただ曲:SC Virtual Sampler

ただで曲を作ってみるテスト>SC Virtual Sampler

以下は、SynthEditを使って書いた過去の文書です。更新はもうしませんので、、ご参考までに。。。

soundfont以外に、普通のWAVファイルのサンプリングデータを使いたい場合もやっぱりあるわけで、今回はフリーのソフトウエアサンプラーSC Virtual Sampler Freeware版 を使ってみます。

ちなみに、私はサンプラーを使い込んでいるわけではないので調整の部分はあくまで参考程度におねがいします(笑。
ただ、このソフトではかなりパラメータも限られているので結構簡単に使えます。

入手

http://membres.lycos.fr/scdevelop/syntha.htm
の「Synthesizer」の「 SC Drums Demo/Freeware 」のところのDownloadから落とせます。Version2.0は商用製品なんですけど、1.0はフリーウエアとして配布してくれているようです。すばらしい。

落としてからZIPファイルなので解凍すると、DLLファイルとドキュメントが入っているので、普通にDLLファイルをいつものようにVSTpluginのフォルダにおきます。SynthEditを再起動すると、いつものごとくメニューに現れます

まあとりあえずMIDIとオーディオを結線します。

EDITボタンを押すと、どっかで見たような(笑、画面が出てきます。

サンプリングデータの入手

サンプラーですので、何かしらのサンプリングされたWAVデータがないと音がでません。とりあえず、下記のサンプリングCDのサンプルWAVをもらってきます。今回は曲でフルートを使うつもりだったので、
http://cdrom.samplearena.com/
vol.3 orchestral and padsから、Flute 2 (wav).zipをいただいてきました。これは普通に解凍すると、10個のサンプリングデータがあります。どこか適当な場所においておきましょう。

使ってみる

さて、SynthEditのほうからは、さっきの画面上から「LOAD WAV」を押すと、WAVファイルを選択する画面になります。ここではとりあえずさっきの10個のうち、03e4.wavを使ってみます。画面上はこんな感じになっています。この時点で、とりあえず音は出ますのでまたいつものようにCherry上からたたいてみて音が出ることを確認します。

で、気づくと思いますが音が何度も繰り返される感じでこのままでは使えません。フルートのような持続する音の場合は、持続する範囲をうまい具合に指定してあげないと自然にのばしているような音にならないので、いろいろ調整がいります。右側のSET P/INというところで、繰り返しをするポイントの頭を、SET P/OUTというので繰り返しの尻尾になる部分を指定します(つまみを動かすと、画面上の下のほうに赤い点々が動いて、ポイントがどの辺かわかります)。はっきり言ってこのポイントをどう指定するかが肝なんで、いろいろ試してみる必要があります。まあ、非常に誤解を恐れず言うと

  • 頭のほうはアタック成分なんで繰り返しには含めない。
  • 画面上で大体幅が同じぐらいのところでつなぎ合わせる。

と、とりあえず適当にやってみてもまあ聴けるようになるかな、という感じです。

とくにこのサンプルの場合は後半が凸凹になっていますが、ビブラートをやっているサンプルなので、どの部分を繰り返すかでビブラートが自然に聞こえるかが決まってきます。

とりあえず右側のつまみで大体のところに持ってきます。たとえば、ビブラートの部分を繰り返すようにするつもりで、こんな感じに。

この状態で音を伸ばしてみると、ぷつぷつと音が聞こえます。画面の右下にあるFINE SET POINTというところで微調整ができるのでいろいろ動かしてみます。音を出しながら少しずつ微調整をして、このぷつぷつ音が小さくなるように調整します。たとえば、FINE SET POINTのOUT+を押していくと、30809あたりでぷつぷつ音が消えました。

まあこれでとりあえずOKですが、あといくつか。まずは、実はこのサンプラーは440HzのA(ラ)の音にあわせた音程になっていますので、音程を合わせないといけないです。右下のPITCHボタンを押して調整します。このサンプルの場合は-7すればOKです。左下のVCAと書かれた部分は、音量変化に関する調整部分です。好みの問題ですが、私の場合、リリースが長すぎるので短く(RのつまみをMIN方向に)、途中からちょっと音量を落としたほうが自然に聞こえる気がするのでディケイタイム、サスティンレベルも両方ともすこし絞りました(D,SのつまみをMIN方向に)。VCF、LFOはとりあえずこのままで。

と、まあとりあえず使える感じにはなりました。ところで、もうとっくにお気づきだと思いますが、かなり致命的な制限があります。それは
マルチサンプルが使えない!
、、みたいです。
ひとつのサンプルデータで数オクターブの範囲を鳴らそうとすると、もとのサンプルの音程と離れるほどどんどんへんな音になります。普通は、何音かずつ(贅沢な場合はすべての音ごとに)サンプルを用意して音域ごとに切り替えるのですが、このソフトではできません。フリーですからしょうがないんでしょう。
やるとしたら、音域ごとに複数このプラグインを立ち上げて、シーケンスデータを音域ごとにトラックを変えてやればがんばれます(笑。あと、LFOはピッチにしかかけられないっぽいみたいですね。まあ使わない場合は問題ないですけども。

とはいえ、なかなか簡単に使えるし、何よりフリーで使えるのはすごい時代になったもんです。とりあえずこのソフトでサンプラーの基本的な部分を触ってみて、もっと高度なことがやりたくなったら商用製品を買う、という練習用にはぴったりな気がします。

追記

マルチサンプルについて、SynthEditだと、MIDIFilterを使ってあげれば上で書いたみたいに別々なトラックにしなくても、ひとつのチャンネルのInputを分割して複数のVirtualSamplerを立ち上げれば、シーケンスソフト側から何も気にせず使えます。

まずはVirtualSamplerを複数立ち上げて(ここでは3つ立ち上げました)並べます。
それから、Insert->MIDI->MIDI Filterと選んでMIDIFilterを出して、こんな感じに並べてあげます。

で、MIDIFilterの上で右クリックしてあげてpropertiesを選び、それぞれNoteLoとNoteHiを設定します。

あとは、それぞれの音域ごとにサンプルをロードして調整します。当然ながら、この場合サンプリングの切り替えポイントがどうしても多少違和感が出てくるのでなるべく自然になるようにエディットする必要があります。この辺は、、、ある程度感です(笑。上記で使ったようなきちんとしたサンプルだと、割と自然にできると思います。
MIDIFilterを応用すれば、1つの音をベロシティごとに分割してサンプルを分けることもできます。そうなるとかなり大変ですが(笑
 
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